鰻もこころも温かい

日常

娘の結婚式も無事におわりましたので、奥さんへ「子育ておつかれさま」の慰労会を催しました。
希望に応えて成田山表参道の駿河屋さんへ向かいます。

看板猫?のいる鰻屋さん

駿河屋さんへは開店直前に到着しました。
平日の雨模様となっていましたので、順番待ちはまばらです。
整理券をもらうと23番くらいだったかな。
開店するとぞくぞくお客さんがやってきました。

入口で待っているのは人だけではなく、ハチワレにゃんこも店内を覗き込んでいます。
もしかして看板猫かな?
いやいや、お客さんには見向きもしません。
耳が切れていますね、地域猫のようです。
どうやら訳ありなようですな。

うな重4,015円

一巡目で案内されてお品書きを拝見。
なかなか細かい値段設定ですね、店内の飲食で消費税が10%だから・・・
どうすればいいんだっけ?

税抜価格=税込み価格÷(1+消費税率)
税抜価格=4,015÷1.1

税抜き3,650円。
なるほど値上げ幅を抑える企業努力とお見うけしました。

最後のひとくちまで熱々のとろける美味しさ

駿河屋さんのうなぎは、ふっくらとろとろな焼き上がりです。
タレは控えめで「お好みでどうぞ。」と小さな醤油差しに入った追いタレを付けてくれます。

まずはそのまま鰻の味を楽しみます。
「これまでで一番とろけるかも」奥さんも嬉しそうです。
うん、美味しい。
追いタレを足してひとくち、香り豊かな山椒をかけてまたひとくち。
ゆっくり味わいましたが、最後のひとくちまで熱々です。
炊きたてご飯の効果かな。
ごちそうさまでした。

お会計を済ませて店を出ると、ハチワレにゃんこはお行儀よくまだ待っていましたよ。

出世稲荷で御朱印さんぽ

腹ごなしに成田駅方面へ表参道を散策します。
水曜日はお休みの店が多いみたいです。

なごみの米屋さんに立ち寄りお土産に柏餅を購入、併設されている成田羊羹資料館も見学させていただきました。
創業当時の羊羹作りの道具や、成田市の広報を展示していたりと変わった切り口で面白い。
後で検索して分かったのですが、広報は成田市制施行70周年を記念しての企画展示だったそうです。

駅前まで歩いて、改めて成田山へ向かいます。
駿河屋さんの前を通るとハチワレにゃんこの姿は消えていました。

成田山ではお目当ての出世稲荷へ。
鳥居の横ではお供えの油揚げを販売しています。
せっかくなので購入して参拝しましょう。

ロウソクに火を灯して合掌一礼。
参拝のお作法もお寺の中の神社ならではですね。

御朱印をいただきました。
自分が御朱印を集めるようになったのは、令和の初日(令和元年5月1日)に成田山で御朱印帳を購入したのが始まりでした。
成田山では6種類の御朱印をいただけるのですが、5年がかりで全ての御朱印を手に入れることができました。

御朱印を待つ間、御社の周りを見ていると名刺を貼った絵馬がたくさん奉納されています。
定年後は雇われない働き方をしてみたいと思っているので、次に来るときには個人事務所を立ち上げて、その名刺を持ってこようと密かに誓いました。

成田山の境内や公園を歩き回って疲れたので、ゆっくりお茶でもの気分になりました。
本日開店していてゆっくり座ってお茶のできるお店は、なごみの米屋さんの近くにあったななかふぇさんくらいだったかな。
ふたたび表参道を逆戻りです。

店頭では食べ歩きのお団子を販売しているななかふぇさん、店内では焼き芋をつかったスイーツに力を入れています。
抹茶がついた「焼きいもんぶらん」が気になりますが、お土産に柏餅を買っていたので今日はがまんして「こぐまラテ」を注文します。
焼き芋で作ったラテをホットで、奥さんはアイスでいただきます。
やさしい甘さのほっこりドリンクでした。

ごはんもらえてよかったね。

駐車場へ戻るのに駿河屋さんの前を通るとハチワレにゃんこがいました。
お店の角でもぐもぐタイムの真っ最中です。

このために開店前から待っていたんだね。
ごはんもらえてよかったね(*^^*)

鰻もこころも温かい駿河屋さんでした。

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