生のレモンを使った、酸味がやわらかくて食べやすい「レモンのシュークリーム」を作りました。
飾りで使ったレモンのはちみつ漬けには、「防カビ剤不使用」「ノーワックス」の国産レモンを選ぶと、皮まで安心して使えます。
レモンのシュークリーム
8個分
【下準備】
- シルパットにφ5㎝のガイドを強力粉で付ける
- 卵を室温に戻して解きほぐす
- シュー生地の薄力粉をふるっておく
- 霧吹きを用意する
- オーブンを200℃に予熱する

直径5cmのセルクルに強力粉をつけて、シルパットに押し付けてガイドを用意しておきます。
作り方
- シュー生地を作る
- レモンカスタードを作る
- レモンのはちみつ漬けを作る
- ホイップクリームを作る
- ディプロマットクリームを作る
- 仕上げ
1.シュー生地
材料 | |
---|---|
牛乳 | 40g |
水 | 40g |
無塩バター | 35g |
塩 | ひとつまみ |
薄力粉 | 45g |
全卵(Mサイズ) | 2個 |
(1)鍋に牛乳・水・バター・塩を入れてバターを溶かします(中火より弱め)。
(2)沸騰したら火を消して薄力粉を加えて混ぜ合わせる。
(3)再度弱火にかけて鍋底に膜が張るまで混ぜながら火を入れます。(テフロンの場合はパチパチと音がするまで)

(4)ボウルにあけて卵の1/3量を加えて混ぜ合わせます。
(5)卵を少量ずつ加えて混ぜ合わせ、すっくたときに生地が二等辺三角形に残る硬さに調整してください。

(6)1㎝の丸口金を付けた絞り袋でしぼり、霧吹きをかけ、生地の角があればスプーン等で均します。
均一に絞り出す作業が難しく感じています(^_^;)

(7)オーブンを180℃に下げて15分、170℃に下げて35分焼成。
予想通り、不格好な子もできてしまいましたね(笑)
(8)天板を外して冷ましておきます。
2.レモンカスタードクリーム
材料 | |
---|---|
牛乳 | 170g |
レモン果汁 | 30g |
卵黄 | 3個分 |
グラニュー糖 | 45g |
薄力粉 | 10g |
コーンスターチ | 10g |
無塩バター | 18g |


(1)レモンを絞り、種などが入らないように茶こしで漉します。
(2)鍋に牛乳とグラニュー糖の1/4量を加えて温めます。

(3)卵黄をほぐしてグラニュー糖の残りを加えて擦り合わせます。
(4)薄力粉とコーンスターチをふるい合わせて(3)に加えて混ぜ合わせます。粉気がなくなればOKです。

(5)沸かした(2)の牛乳を少量ずつ加えて混ぜ合わせます。
(6)網で漉して鍋に戻し、かき混ぜながら中火にかけます。
(7)沸騰してきたら(1)のレモンを加えて混ぜ続け、一度重くなったクリームの腰が切れて、さらりと炊きあがったら火を止めます。


(8)バターを加えて混ぜ合わせます。
(9)バットに広げてラップを密着させ、保冷剤を乗せて急冷させたら冷蔵庫で保管しておきます。
3.レモンのはちみつ漬け
材料 | |
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レモンスライス | 4枚 |
はちみつ | 適量 |
(1)小さめの保管容器に、はちみつとレモンスライスを交互に重ねていき、最後にはちみつをかけて冷蔵庫で保管します。
(2)レモンスライスを取り出し、半分(半月型)に切り分け、キッチンペーパーで余分な水分を落としてください。
4.ホイップクリーム
材料 | |
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生クリーム | 200g |
グラニュー糖 | 12g |
(1)8割立てに泡立てます。
(2)50gを計量して取り分け、ディプロマットクリームに使います。
5.ディプロマットクリーム
材料 | |
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レモンカスタードクリーム | 2.の全量 |
ホイップクリーム | 50g |
(1)レモンカスタードクリームを軽くほぐしたら、ハンドミキサー(低速)で滑らかになるまでほぐします。

(2)ホイップクリームを固く立て直して(1)に加えてしっかりと混ぜ合わせます。
6.仕上げ
(1)シューの上1/3をカットします。
(2)シューの下2/3側の内側に、薄皮があったら剥がすか潰して、丸口金を付けた絞り袋でディプロマットクリームを隅々まで絞り入れます。

(3)ホイップクリームを絞り、レモンのはちみつ漬けを飾る。

(4)シューの上1/3を乗せて、溶けない粉糖を振りかけて出来上がりです。
生のレモンを使ったクリームは、酸味がやわらかくて食べやすいですね。
国産レモンの旬は「冬から春」なんですね。
次のシーズンを楽しみに待つことにします。